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兆楽湯

大浴場

(ひぐらしの湯、あたごの湯)

館内露天風呂(金泉)
金泉露天風呂
ご到着後、夕食までのひと時を夕日の中でごゆっくりとお過ごしください。

くぬぎの湯への小道
森林浴の温泉
檪(くぬぎ)の湯への小道
クリックすると夜景になります
朝日を浴び、檪の森の葉ずれや
野鳥たちのさえずりを耳に湯にひたる。
森のこもれ日なか、
森林浴と温泉浴を楽しむ。
空気がおいしい。深呼吸すると
身体の奥まで温泉が染みいって行く。
山際から登る月をめでながら
夜のとばりの静寂さのなかで
身体と心をゆったりと休める。
二泉十二浴は単に浴槽の数を示すのみならず、兆楽のテーマでもあります。
館内大浴場と露天風呂「櫟の湯」で泉質の異なる2種類の金泉とラドンたっぷりの銀泉を楽しむ温泉浴
露天風呂に行く怪々、鳥のさえずりに耳を傾け芳しい木々の香りを吸う森林浴
陽の光、月の光を浴びながら、露天風呂への道、また温泉の中でゆっくり歩く歩行浴
さまざまにその姿を変え、季節毎に移ろい行く自然を愛でる色彩浴
旬の食材をお部屋でじっくり堪能、食事浴
心のこもったおもてなし真心浴
等々思い思いの十二浴を楽しみ、肌で感じることのできる宿。
くぬぎの湯(浴室)展望
ジャグジーと森林浴の小部屋がございます。
客室付ラドン泉露天風呂、ラドン泉蒸風呂 湯殿銀のやすらぎ
くぬぎの湯は、時間帯により男女入れ替え制とさせていただいております、くぬぎの湯のジャグジーと森林浴の小部屋のご使用はどちらかの時間帯となりますので、ご希望のお客様は、係りの者に時間をお問い合わせいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

一泊二日の温泉三昧

たとえば・・・

●まずは、あたごの湯、ひぐらしの湯で旅の疲れを洗い流し、 そして夕日に染まる森林を眺めながら金泉露天風呂につかり、ごゆっくりとどうぞ…

●夜のしじま、木々の葉音を楽しみに「檪の湯」へ、月や星をあおぎながらゆったりとしたひとときをどうぞ。

●翌日は、鳥のさえずりのなかで朝日をたっぷりと浴び、ふたたび「檪の湯」へどうぞ。


2階温泉浴場への案内


ラドン水浴槽の紹介||効能

「いやし効果」金泉露天風呂

神代の時、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神により発見された有馬温泉、3羽の烏が傷を癒していた有馬の金泉は、日本人がまだ土を掘る技術を持たない時代より大地の恵みをたくわえ自然に湧き出ている自然の温泉でございます。

有馬各地で湧出しておる金泉は泉源ごと微妙に泉質が異なり、当館の金泉は、リチウムイオンが多く含まれており「いやし効果」があると言われております。

温泉分析表

館内露天風呂(金泉)
(檪)くぬぎの湯

炭酸ガスが豊富、の湯金泉

の湯でご提供しております金泉は、本館「銀水荘」より引湯し、炭酸ガスが豊富に含まれた状態で湧出しております。

昭和30年代後半に行われた有馬温泉の調査結果によると、金泉は地底深くでは炭酸ガスが多量に溶けた状態で存在し、神戸市営泉源は高温で湧出するために噴出経路で炭酸ガスがぬけてしまっているということです。

の湯の金泉は、給湯直前まで炭酸ガスをたくさん含んだ状態を密閉し、お客様に快適な温度に調整してのご提供としておりますので、多くの炭酸ガスを含んだお湯に入浴していただけます。

炭酸ガス成分は、毛細血管を広げ、血行を促進する効果に優れているといわれております。

平成16年11月初めより、くぬぎの金泉がより深い色をもつようになりました。

温泉分析表


くぬぎの湯の露天に広がるくぬぎ林

銀泉

金泉の紹介||効能

あたごの湯
館内大浴場
当館で使用しております金泉以外の浴槽(夏期はプールへもラドン水を導水しております)は、明治時代に開発された有馬ラジウム泉の流れをくむ本館「銀水荘」から引湯しておるラドン泉を使用し、お客様の日ごろをお疲れを癒していただけるよう、清潔に保っております。

銀泉

一般的には「ラジウム泉」と呼んでおりますが、有効成分は「ラジウム(Ra)」と、ラジウムが崩壊した元素である「ラドン(Rn)」でございます。 どちらも微量の同じ放射線を放出しておりますが、固体であるラジウムはすこしの量しか水に溶けません、しかし気体であるラドンは地下で簡単に溶けこみ地上まで運ばれます。

当館ではあたごの湯、ひぐらしの湯、の湯の浴槽にて、このラドンたっぷりの温泉をご提供いたしております。
ひぐらしの湯
館内中浴場

サウナ

ジェット風呂
館内大浴場と中浴場は、時間帯により男性用浴場(あたごの湯)と女性浴場(ひぐらしの湯)を入れ替えとさせていただいております。

 ジャグジーでは、お湯を泡でかきまぜることによりラドンを浴室へひろげており、呼吸していただくことにより、お体の中にたくさんラドンを取り込んでいただけるようになっております。

鼻の病気で悩んでいた直吉(城山三郎作 「鼠」の主人公)さんが、現在のジャグジーに入浴していただいたら、帰らなくなったかもわかりません。
ラドン分析書  測定年月日 平成19年5月30日
ラドン量 81.039 X 10-10 キュリー/リットル
               または 22.27マッヘ
水温 17.7℃
pH 7.88
電気伝導度 0.781S/m
全Feイオン 7.5mg/kg
特定非営利活動法人シンクタンク京都自然史研究会
 くぬぎの湯には、「立ち湯浴槽」がございます、立ったまま入浴していただくと腰痛の方でもお湯の圧力により楽に腰を伸ばすことができます、また、お湯の圧力により血行がよくなる効果もあります。3種類の棒が足つぼを刺激し効能を高めます。

立ち湯の深さは120cmございますので、お子様のご利用にはご注意ください。

効能

ラドン泉の紹介||金泉の紹介

一般的温泉浴の適応症

(1)神経痛  (2)筋肉痛  (3)関節痛  (4)五十肩  (5)運動麻痺  (6)関節のこわばり  (7)うちみ  (8)くじき  (9)慢性消化器病  (10)痔疾  (11)冷え性  (12)病後回復期  (13)疲労回復  (14)健康増進

一般的温泉浴の禁忌症

(1)急性疾患(特に熱のある場合)  (2)活動性の結核  (3)悪性腫瘍  (4)重い心臓病  (5)呼吸不全  (6)腎不全  (7)出血性疾患  (8)高度の貧血  (9)その他一般に病勢進行中の疾患 (10)妊娠中(特に初期と末期)
(11)高温浴(42℃以上)の禁忌症
 ・高度の動脈硬化 ・高血圧症 ・心臓病

金泉の適応症

(1)きりきず  (2)やけど  (3)慢性皮膚病  (4)虚弱児童  (5)慢性婦人病  (6)月経障害

温泉分析表


写真をクリックしていただきますと、日本温泉協会発行、当館の温泉判定をごらんになることができます。

館内露天風呂(金泉) 温泉分析表

  1. 源泉所在地    神戸市北区有馬町字1657-16
  2. 温泉分析申請者 有限会社銀水荘 代表取締役 當谷正幸
  3. 泉質         含鉄―ナトリウム―塩化物強塩泉
                (含Fe-Na-Cl泉)
                高張性、中性、温泉
  4. 性状         無色・透明・強い塩味、放置すると褐色に変化する。
  5. 調査・試験年月日 平成16年3月12日
成分(陽イオン) 含有量(mg/kg)
リチウムイオン(Li+) 42.1
ナトリウムイオン(Na+) 18900. 
カリウムイオン(K+) 143. 
マグネシウムイオン(Mg2+) 644. 
カルシウムイオン(Ca2+) 2510. 
ストロンチウムイオン(Sr2+) 75.0
バリウムイオン(Ba2+) 7.90
マンガンイオン(Mn2+) 1.16
アルミニウムイオン(Al3+) 2.37
鉄イオン(Fe2+) 53.1
亜鉛イオン(Zn2+) 2.58
陽イオン計 22400.
成分(陰イオン) 含有量(mg/kg)
塩化物イオン(Cl-) 35700.
臭化物イオン(Br-) 92.1 
炭酸水素イオン(HCO3-)
(ヒドロ炭酸イオン)
381.
陰イオン計 36200.
非解離成分 含有量(mg/kg)
メタケイ酸(H2SiO3) 34.7
メタホウ酸(HBO2) 154.
メタ亜ヒ酸(HASO2) 0.42
非解離成分計 189.
溶存ガス成分 含有量(mg/kg)
遊離二酸化炭素(CO2) 377.
溶存ガス成分計 377.

くぬぎの湯金泉 温泉分析表

  1. 源泉所在地    神戸市北区有馬町字中ノ畑199番
  2. 温泉分析申請者 有限会社銀水荘 代表取締役 當谷正幸
  3. 泉質         含鉄・二酸化炭素―ナトリウム―塩化物強塩泉
                (含Fe・CO2-Na-Cl泉)
                高張性、弱酸性、低温泉
  4. 性状         無色・透明・強い塩味、放置すると褐色に変化する。
  5. 調査・試験年月日 平成16年3月12日
成分(陽イオン) 含有量(mg/kg)
リチウムイオン(Li+) 65.9
ナトリウムイオン(Na+) 20900.
カリウムイオン(K+) 2170.
マグネシウムイオン(Mg2+) 115.
カルシウムイオン(Ca2+) 2940.
ストロンチウムイオン(Sr2+) 79.7
バリウムイオン(Ba2+) 65.1
マンガンイオン(Mn2+) 12.8
アルミニウムイオン(Al3+) 8.13
鉄イオン(Fe2+) 45.6
陽イオン計 26400.
成分(陰イオン) 含有量(mg/kg)
塩化物イオン(Cl-) 39000.
臭化物イオン(Br-) 81.9
硫酸イオン(SO42-) 5.81
炭酸水素イオン(HCO3-)
(ヒドロ炭酸イオン)
527.
陰イオン計 39600.
非解離成分 含有量(mg/kg)
メタケイ酸(H2SiO3) 116.
メタホウ酸(HBO2) 402.
メタ亜ヒ酸(HASO2) 1.73
非解離成分計 520.
溶存ガス成分 含有量(mg/kg)
遊離二酸化炭素(CO2) 1040.
遊離硫化水素(H2S) 0.36
溶存ガス成分計 1040.

(故)城山三郎 作 「鼠」について

大正から昭和にかけて激動の日本を題材にした経済小説家城山三郎(1927年8月18日 - 2007年3月22日)の作品「鼠」に、主人公の一人である直吉が当館「銀水荘」のお客様であったことが記載されております。


文藝春秋社 昭和63年(1988年)刊 「鼠」より

いろいろな面から取材していて、わたしがおやと思ったのは、直吉が有馬温泉を愛して、晩年は毎日のように出かけていたという一事である。
だが、調べてみるとその温泉行きたるや尋常なものではない。
日曜をふくめて毎日3時か4時に神戸の事務所を出る。神戸に居る限り、一日として例外はない。はげしい雪で交通止めが予想されるときでも、「行ける所まで行ってみたい」という。
車には書類を積み、宝塚越えで有馬へ。当時は狭い悪路続き。竹藪をかすめ、凸凹のはげしいところでは、天井に頭をぶつける。それでも、直吉は知らん顔である。
彼が有馬行きを思い立ったのは、鼻の持病にラジウム泉が効くと聞いたためである。直吉は医者のいうこどだけは素直に聞いた。それも、「お家再興」の大望のためだと思ったのであろう。
有馬の宿は、ラジウム泉の「銀水」。ただし、毎日、日帰りである。大風呂に浸かり、鍋物や粥など量の少ない夕食をとる。その後、11時頃まで書類を見てから、腰を上げる。車の中では高いびきだが、神戸の家に戻ると、また書類に向かって暁方の3時頃まで・毎日がその繰り返しであった。
「早くおじさん東京へいかんかな。体がもたん」と、従者が悲鳴を上げた。
わたしは有馬へも行ってみた。「銀水」は改築されて昔の面影はないが、当時女学生だったという内儀が、直吉のことを覚えていた。「忘れられるものですか」といった感じであった。


この作品は、「鈴木商店焼き討ち事件」前後の鈴木商店経営を題材に、雑誌「文学界」(昭和39年10月号〜昭和41年3月号)に金子直吉を主人公として連載されたノンフィクション小説です。

鈴木商店焼き討ち事件は、大正7年に発生した「米騒動」の事件のひとつです。

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